Question) パーマの種類としてよく耳にするのが、「デジタルパーマ」と「エアウェーブ」という2つの名前です。               「デジパーだから持ちがいい」「エアウェーブだから髪に優しい」などとさまざまなことが言われますが、                                 実際にこの2つは何が違うのでしょうか?

A: デジタルパーマは、熱でしっかりスタイルを作る

どちらも従来のパーマの進化系と言えるものですが、デジタルパーマのほうが歴史は古いです。デジタルパーマは、熱したロットで巻いて形を作るパーマのことで、従来のパーマより薬剤は強め、髪にかかる温度は60℃程度と高めです。

《デジタルパーマのメリット》

1. しっかりとしたカールが作れる (強めの薬剤と高温でしっかりとしたカールが作れるので、                                              パーマがかかりにくい髪質の人でもスタイルが作りやすいです。)

2. パーマが長持ちする (熱で形作るとパーマが落ちにくいので、スタイルが長持ちします。)

《デジタルパーマのデメリット》

  1. スタイリングにコツが必要 (デジタルパーマは、乾いた状態でカールが強く出て、濡れた状態ではだらんと伸びるという性質があります。そのためスタイリング時にしっかり乾かすこと、また、くるくると髪を指に巻きつけたり、髪を持ち上げたりしてカールを出やすくするように乾かすということが必要になります。)

  2. 根元にはかけられない (髪にかかる温度が高いため、根元からはかけられません。)

 

 

次にエアウェーブですが、デジタルパーマの更なる進化系で、その名の通り風の力で巻きを固定して、形作るパーマの事です。薬剤は従来のパーマ液より弱めで、髪にかかる温度が40℃と低いです。中には施術中の風の音が気になるという人もいます。

《エアウェーブのメリット》

  1.ダメージが少ない (薬剤は弱めで、髪にかかる熱が低いので、髪が傷みにくいと言われています。)

  2.根本からかけることができる (髪にかかる熱が低いため、デジタルパーマとは違って、根元の立ち上げなども可能です。)

  3.スタイリングが簡単 (濡れた状態でも乾いた状態でもパーマの出方がほとんど変わらないので、乾かすだけでスタイルが再現できて、簡単です。)

《エアウェーブのデメリット》

  1.しっかりとしたカールは苦手 (エアウェーブはゆるい仕上がりが特徴なので、しっかりとしたカールを作るのは苦手です。パーマがかかりにくい人はカールが出にくいこともあります。)

  2.デジタルパーマに比べて持ちが少し早い。 (あくまで、デジタルパーマに比べてですが少し弱いです。)

 

以上が、デジタルパーマとエアウェーブの違いです。比べてみると、どちらにもメリットとデメリットがあります。なりたいスタイルや髪質に合わせて施術いたします。ご相談くださいませ。